・明日にとどく

私の友人が考えたアニメ番組のオープニング曲を想定して作りました。さあ今から物語が始まりますよ、というワクワク感と、少し少女趣味の入ったファンタジー＆SF風味を聞き取って頂ければ成功です。

・最後の夏の熱い午後

「熱い」は誤変換ではありません。学生時代、夏休みに友達とバカをやって遊んだ思い出を、大人になって懐かしむ…そんな気持ちで作曲しました。スローで滋味溢れる曲調です。イメージは「セピア色の写真」。

・天の向こう側

これも「明日にとどく」と同じ架空の番組の、エンディングテーマとして作りました。しっとり系のOPと違い、ビビットに締めくくって次回をお楽しみに！という感じで終わります。
2011.6.6追記・・・メロディ音色をEWI4000sに差し替えました。

・夏のノスタルジア

「最後の夏の〜」とイメージがダブるのですが、これも夏休みの回想っぽい曲です。ちょっとけだるい感じが入ってます。

・透明な闇

スピード感のある、シリアスな曲です。私の曲には珍しく、短調で書いています。もともと戦争SF物の映画のエンディングテーマを想定して作りました。

・宵待月

シロツメクサ（クローバー）の花は、昼間はただ白いだけの地味な花ですが、夜、青白い月明かりに照らされると淡く輝いて、幻想的な風景が足元に広がります。その雰囲気を曲にしました…というとカッコイイのですが、実はベートーベンの月光や悲愴みたいな曲を書きたいと思って書いたら、こうなってしまったというオチです。

・春の風は優しく頬を撫で

春は寂しい別れの季節ですが、新しい世界への旅立ちの季節でもあります。春の風がそっと背中を押してくれ、未知の世界に一歩進んで行ける…そして風を切って歩み始めると、今度は風が優しく頬を撫でて門出を祝福してく れる。そんなイメージです。感傷的だけど明るい曲、いわゆる「メジャー泣き」の曲を作ろうと思い、書きました。

・光の天使

「透明な闇」とは別の意味でスピード感のある曲を書きたくて作りました。短調のままで突っ走ると救いがないので、後半で長調に転じるようにしました。 ヒーロー物のアニメや特撮にありそうなスタイルをと思い、書きました。タイトルもそれっぽいでしょ？

・沢を渡る風

出来たばかりの長野新幹線で軽井沢へ行ったときの印象を曲にしました。フルオーケストラ（交響曲をやるような編成の管弦楽団）の曲ですが、打楽器以外は私の演奏です。
2010.12.27改訂：7th-lab.氏の提案で、オーケストラパートを伴奏として扱い、新たにEWIでメロディを重ねました。管弦楽団をバックに演奏するEWI、まるでウィンドシンセ協奏曲ですね。

・光の天使（ギター版）　by 7th-lab.

私の友人、7th-lab.氏に演奏して頂ました。私が演奏した版よりも、この曲の魅力を引き出してくれています。